2022年8月31日2
デンシトロン、中型タッチパネル用ハプティクス10.1モジュールを発表
2022年8月31日、英国クローリー:革新的なヒューマンマシンインタラクション(HMI)およびディスプレイ技術のグローバルリーダーであるデンシトロンは、ハプティクスソリューションの最新ラインアップであるHaptics 10.1を発表しました。Haptics 10.1は、中型のタッチスクリーンと組み合わせて使用するように設計されており、独自のハプティクス技術開発に時間とリソースを割くことなく、プロファイルとローカライズが可能なフィードバック感覚を取り入れたいと考えるベンダーのニーズに対応しています。
以前、小型(6.1インチ)スクリーン用のハプティクスモジュールを作成したデンシトロンの研究開発チームは、放送やメディア、産業アプリケーションで使用される中型タッチスクリーン用の同等の製品を開発する準備が整っていました。Haptics 10.1は、デンシトロンが製造する既存の幅広い触覚技術を強化し、タッチスクリーン使用時に即座に物理的な反応を求める多くのエンドユーザーの心に響くことでしょう。
デンシトロンのHMIソリューションのグローバルプロダクトマネージャであるBazile Peterは次のようにコメントしています。「3年程前から、現場で従来のキーボードからタッチパネルに移行しつつあるお客様から、常に画面を見ることなく、操作したことをすぐに確認できるようなフィードバックが欲しいという要望を受けることが多くなりました。ハプティクスがあることと、ハプティクスに基づいた製品設計があることは、まったく別物だということに気づいたからです」。
このモジュールは、中型のタッチスクリーンのバックエンドに簡単に追加できます。つまり、サードパーティ企業は、ハプティクスを理解するために時間とリソースを割く必要がなく、代わりに非常に迅速に統合できるソリューションを手に入れることができるのです。具体的な放送局やメディアへの応用例として、Peterは、忙しい生産現場でエンジニアが必要とするものは、「同時に複数のイベントが発生し、特定の機能を起動させる必要がある場合。例えば、あるオブジェクトから別のオブジェクトに切り替えるとき、物理的な反応がなければ、画面を見続けなければならず、正確なタイミングを逃してしまう可能性があります。このように、放送局やOB施設での制作ワークフローをスムーズにする可能性があるのです。」と指摘しています。
Haptics 10.1は、すでにデンシトロンの顧客から熱狂的な反応を得ており、現在さらなるハプティクス製品の検討が行われています。「ハプティクスベースのソリューションに対する需要は、多くの人がハプティクスが提供する即時のフィードバックを好み、またタッチスクリーン関連のプロセスをより快適かつ効率的にすることができることを認識しているため、成長し続けています」とPeterは述べています。「最新の製品は中型のタッチスクリーン向けですが、現在、より大きなサイズ向けのソリューションを検討していることを明らかにできます。
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